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離婚で家をどうする?財産分与の進め方と住み続ける選択肢

離婚という人生の大きな転機を迎えるにあたり、夫婦で築き上げてきた大切な住まいをどのように整理し、公平に分けるべきかという問題は、多くの方が直面する複雑で感情的な課題です。
特に、住宅ローンが残っている状況や、どちらか一方が現在の自宅に住み続けたいと希望する場合など、その進め方は多岐にわたります。
冷静かつ建設的に財産分与を進めるためには、まず、ご自宅の客観的な価値や住宅ローンの残高といった経済的な側面を正確に把握し、どのような選択肢が現実的に可能であるかを理解することが不可欠です。
このプロセスを経て、ご夫婦双方にとって納得のいく解決策を見出すことが、新たな生活への第一歩となります。
離婚時の家の財産分与を進める方法
家の価値と住宅ローンの状況を把握する
離婚における財産分与を進める上で、まず不可欠となるのが、所有している不動産、すなわち自宅の客観的な経済的価値と、それに紐づく住宅ローンの詳細な状況を正確に把握することです。
自宅の現在の市場価値を把握するためには、近隣の類似物件の成約事例を調査したり、不動産情報サイトの査定ツールを活用したりする方法がありますが、より正確な評価を得るためには、信頼できる不動産鑑定士に依頼するか、複数の不動産業者に査定を依頼することが推奨されます。
同時に、住宅ローンの残高、返済状況、金利タイプ、そして物件が住宅ローンの一括返済を担保とする抵当権を設定されている場合の担保評価額を確認する必要があります。
特に、現在の市場価格が住宅ローン残高を下回る「オーバーローン」の状態にある場合は、売却時に発生する損失をどのように負担するか、あるいは住み続ける場合にローンの名義変更や連帯債務・保証の解消が可能かといった、より複雑な検討が求められるため、金融機関への確認は必須となります。
夫婦間で話し合い進め方を決定する
自宅の価値と住宅ローンの状況が明らかになったら、次に重要となるのは、夫婦間で財産分与の具体的な進め方について冷静に話し合い、合意形成を図ることです。
離婚時の財産分与は、婚姻期間中に夫婦が協力して築き上げた共有財産を対象とするのが原則であり、自宅の所有権や住宅ローンの負担についても、この原則に基づいて公平に分配されるべきです。
話し合いでは、自宅を売却して現金化し、その代金をどのように分配するか、あるいはどちらか一方が住み続ける場合に、もう一方に対してどのような条件で代償金を支払うかといった、具体的な選択肢について検討します。
さらに、住み続ける場合の家賃相当額の清算や、将来的な家の維持管理費の負担、住宅ローンの一括返済や借り換えの可能性など、多岐にわたる項目について、双方の意向を確認しながら、実現可能な案を模索していく必要があります。
最終的に決定した内容については、後々のトラブルを防ぐために、離婚協議書などの書面に具体的に明記し、可能であれば公正証書として作成しておくことが、法的な確実性を高める上で非常に有効です。
専門家への相談で確実な進め方を知る
離婚に伴う財産分与、特に不動産という高額かつ複雑な財産が関わる場合、専門家の助言を求めることは、円滑かつ確実な解決へと繋がる賢明な選択肢となります。
弁護士に相談することで、法的な観点から夫婦双方の権利義務関係を正確に整理し、財産分与の割合や手続きに関する専門的なアドバイスを受けることができます。
また、不動産の適正な評価額の算出や、市場での売却活動、購入希望者との交渉など、専門的な知識と経験を要する不動産取引は、信頼できる不動産業者に依頼することで、より有利かつスムーズに進めることが可能です。
さらに、住宅ローンの借り換えや単独名義への変更、ペアローンや連帯債務といった複雑なローン形態への対応、あるいはリースバックのような特殊なスキームの利用など、専門家は個別の状況に応じた最適な解決策を提示し、法的手続きや契約締結のサポートを行ってくれます。

家に住み続けるか手放すか具体的な選択肢
家を売却して現金化し分ける
離婚の際に自宅を財産分与する最も一般的な方法の一つは、家を市場で売却し、得られた売却代金を夫婦間で分配することです。
この方法では、まず不動産業者を選定し、自宅の査定を経て適正な売出価格を設定し、広告活動や購入希望者との内見、条件交渉を経て売買契約を締結します。
引き渡しが完了し、売却代金から住宅ローン残高、仲介手数料、登記費用、税金などの諸費用が差し引かれた後に残った金額を、事前に取り決めた割合に従って夫婦で分配することになります。
この際、売却益に対して譲渡所得税が発生する可能性もありますので、税務上の取り扱いについても専門家(税理士など)に確認しておくことが重要です。
家を売却することで、住宅ローンという負債から解放され、双方が新たな生活を始めるための資金を公平に得られるというメリットがあります。
一方が住み続け相手に代償金を支払う
夫婦の一方が離婚後も自宅に住み続けることを希望する場合、もう一方の配偶者に対して、その持分相当額を現金で支払う「代償金」として財産分与を行う方法があります。
この選択肢が現実的となるのは、住み続ける側が、相手に支払う代償金を捻出できるだけの経済力(自己資金や他の共有財産、あるいは金融機関からの借り入れによるローン借り換えなど)を有している場合に限られます。
代償金の算定は、まず自宅の時価から住宅ローン残高を差し引いた「純資産額」を算出し、そこからさらに、住み続ける側が担保価値の大部分を負担していることなどを考慮して、夫婦間で合意した金額を支払う形が一般的です。
分割で支払う場合は、遅延損害金の設定や、万が一の際の担保提供などの取り決めを明確にしておくことが、将来的なトラブルを防ぐために不可欠です。
リースバックで住み続けながら資金を得る
離婚後も住み慣れた自宅に住み続けたいものの、住宅ローンの負担が重い、あるいは相手への代償金を支払うためのまとまった資金がないといった状況にある場合、有効な選択肢として「リースバック」が挙げられます。
リースバックとは、自宅を不動産会社などの事業者に売却し、その代金を受け取った上で、売却した家を賃貸契約を結んでそのまま住み続けるという仕組みです。
これにより、住み慣れた環境を維持しながら、売却によって一時金としてまとまった資金を得ることができ、自宅に紐づく住宅ローンを完済できる場合もあります。
ただし、毎月家賃を支払う必要があること、売却価格が市場価格よりも低くなる可能性があること、将来的に家を買い戻す際の条件などを事前に十分に確認し、慎重に検討することが重要となります。

まとめ
離婚時の自宅の財産分与は、単に不動産をどうするかという問題にとどまらず、住宅ローンの整理や、将来の住まい方を左右する重要な決定事項です。
まずは自宅の正確な価値とローン状況を把握し、夫婦間で公平な話し合いを行うことが、円満な解決の第一歩となります。
売却による現金化、一方の住み続けと代償金の支払い、そしてリースバックによる住み続けながらの資金獲得といった多様な選択肢の中から、ご自身の状況に最も適した方法を見出すことが肝要です。
必要に応じて専門家の助言も活用し、冷静かつ計画的に手続きを進めることで、新たな生活へのスムーズな移行が可能となるでしょう。
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