不動産購入は人生における大きな決断の一つです。
待ちに待ったマイホームを手に入れ、いよいよ引渡し日を迎えようとしている方も多いのではないでしょうか。

しかし、引渡し日は、契約内容通りに物件を受け取れるのか、トラブルは発生しないのか、不安な気持ちも同時に感じる方もいるかもしれません。
この記事では、千葉市・市原市周辺の方に向けて、不動産購入の引渡し日に関する流れについて解説します。

 

□不動産購入引渡し日の流れ

不動産購入の引渡し日は、残金の決済、登記手続き、税金精算、書類・鍵の受け渡しという4つのステップで進んでいきます。

1: 残金の決済

まず、買主は売主に対して、物件の代金から頭金と住宅ローンを差し引いた残金を支払います。
この支払いは、銀行振込や現金による決済など、売主と買主で事前に決めた方法で行われます。

2: 登記手続き

残金の決済が完了すると、所有権の移転登記手続きが行われます。
この手続きは、司法書士に依頼して行うのが一般的です。
登記手続きは、不動産の所有権を売主から買主に移す重要な手続きです。

3: 税金精算

不動産の売却には、固定資産税や都市計画税などの税金が発生します。
これらの税金は、売主と買主で負担割合を決め、精算を行います。

4: 書類・鍵の受け渡し

登記手続きが完了すると、売主から買主へ、物件に関する書類や鍵が渡されます。
書類には、建築関係書類、測量図、設備や備品の明細、保証書など、物件の詳細が記載されています。
また、マンションの場合は、管理規約などの書類も渡されます。

□引渡し前に確認すべき重要ポイント

引渡し前に確認すべき重要ポイントは、契約解除時の対応、引き渡し日、抵当権の抹消登記の3つです。

1: 契約解除時の対応

不動産売買契約は、ローン審査に通らなかった場合や、買主が契約を破棄した場合など、様々な理由で解除される可能性があります。
契約解除時には、違約金などのペナルティが発生する場合もあるため、契約時にしっかりと確認しておくことが重要です。

2: 引き渡し日

引き渡し日は、売主と買主で事前に決めた日時に行われます。
引き渡し日は、平日に行われることが多いですが、土日や祝日に行われる場合もあります。

3: 抵当権の抹消登記

売主がローンを組んで物件を購入していた場合、完済していても、抵当権がまだ残っていることがあります。
抵当権は、ローン完済と同時に消滅するわけではなく、抹消登記の手続きが必要になります。
抵当権の抹消登記は、司法書士に依頼して行うのが一般的です。

□まとめ

不動産購入の引渡し日は、残金の決済、登記手続き、税金精算、書類・鍵の受け渡しの4つのステップで進んでいきます。
引渡し前に確認すべき重要ポイントとしては、契約解除時の対応、引き渡し日、抵当権の抹消登記などがあります。
これらの点をしっかりと確認することで、スムーズに物件を受け取ってくださいね。

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