建物を改修するときにリフォームとリノベーションのどちらを選択すれば良いか分からない。
この2つにはどんな違いがあるのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はリフォームとリノベーションの違いと、それぞれのメリットについて解説します。

 

□リフォームとリノベーションの違いとは？

リフォームとリノベーションではどんな違いがあるのでしょうか。

「リフォーム」は、通常、経年劣化による施設の損傷を修復したり、古くなった設備を更新して、新築並みの状態に戻すことを目的とします。

一方、「リノベーション」は、一般的には壁を撤去して広いスペースを確保したり、配管を変更してキッチンを移動したりすることで、住居の価値を向上させて独自の生活環境を創出することを目的とします。

 

＊工事規模の違い

続いて工事規模の違いから解説します。

工事の規模が大きいのは、リフォームではなくリノベーションであることが多いです。
リフォームは主に、新築に近い状態に戻すことを目的とし、クロスの交換、設備の更新、外壁の塗り替えなど部分的な工事が中心です。

一方、リノベーションは住居の価値を向上させたり、個々のライフスタイルに合わせた住環境を実現したりするため、間取りの変更や配管の改修などが含まれます。

 

□リフォームとリノベーションのそれぞれのメリットとは？

 

＊リフォームのメリット

・工期が短い
一般的に、リフォームの工期は短いです。
例えば、ユニットバスの交換には3から4日、6畳の畳からフローリングへの変更には約1日が目安とされています。
リフォームは数時間から数日、最長でも1ヶ月ほどで完了することが多いため、迅速な工事が可能です。

・完成後のイメージがしやすい
リフォームは基本的な構造を変更せず、部分的な修繕を行うため、完成後のイメージが比較的容易に想像できます。

 

＊リノベーションのメリット

・設計の自由度が高い
リノベーションは大規模な改修が可能なため、設計における自由度が高いです。
自由度が高い分、間取りや内装においても大幅な変更が可能なので自身の好みを大胆に反映できます。

・豊富な物件選択肢
住宅を選ぶ際、新築に限定すると選択肢が限られますが、リノベーションを検討することで、中古物件を含む物件から選択できるので理想の住まいを見つけやすくなります。

 

□まとめ

リフォームは新築並みに戻すというのに対して、リノベーションは付加価値を加えることを目的としています。
リフォームとリノベーションにはそれぞれメリットがあるので、自分にあった方を選択することがおすすめです。

当社は千葉市・市原市周辺でリフォームやリノベーションに対応するのでお気軽にご相談ください。